日本とは違うオーストラリア衝撃の医療システム
前回オーストラリアの一般開業医(GP: General Practitioner)は、
どのくらいテキトーかという件について軽く触れました。笑
今回は日本人誰もが驚く医療システムと私の実体験についてお伝えします。
一般開業医と専門医
一般開業医
GP(General Practitioner)と呼ばれ、内科、小児科、皮膚科など全ての分野をみてくれます。
専門的な治療や診察が必要な場合は、紹介状をもらい、専門医がいる診療所や病院へ行きます。
日本でも病院ではなく診療所へ行くと、大きな病院で診察や治療を受けるための紹介状をもらったりしますよね。それと似た感じです。
専門医
Specialistと呼ばれる皮膚科や耳鼻科などそれぞれの担当分野を専門的にみてくれます。基本的にGPの紹介状がないと予約がとれません。
ちなみに紹介状があったとしても緊急以外の場合は、即日予約はほぼ不可能で1週間〜数週間後に診察に行くことになります。
日本と何が違うの?
もう上記でお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
最初は専門医に診てもらうことができない
のです^^;
日本だと皮膚が痒いから皮膚科へいこう、鼻がつまってるから耳鼻科、
と自ら専門医を予約をしますが、それができません。
風邪をひいても、皮膚が痒くても専門医ではなく、一般医のGPへ行きます。
これが本当に面倒なんです、、、というのも、
まずGPを予約(基本的に予約制のためこれは必須です)
↓
GPに行って診察を受ける
↓
治らない
↓
またGPに戻って紹介状をもらう
↓
専門医を予約
↓ ←基本的にここ1週間〜数週間待ち
専門医で診察
もし我慢できる症状で、緊急を要する病気だったらどうしてくれるの??
というのが私が常に思っていることです。
数年前のあり得ない実体験
数年前こちらで手術をしたときのことですが、
まずGPに行って、
「これはちょっと緊急かも、今から(←夜7時頃)専門医がいる大きな病院へ行って欲しい」
と言われたので、
紹介状をもらい夜でも開いている救急病院に即行くことになりました。
が、救急病院で特に何もされることなく待つこと数時間。(←これがまずあり得ない)
GPから緊急で行っているわけです。
それなのに待ちぼうけ。
数時間後、やっと診察室みたいなところに入れてもらえた〜〜!!と思ったら、
また待ちぼうけ。
数十分後やっとナースらしき人が私のもとに来てくれて、
体温と血圧を測って去って行きました。
もはや緊急で来ていたことを忘れる仕打ち。
その後も数時間待たされ、またナースらしき人が来て、
衝撃の一言を放ったのです。
「今日はもう専門医が帰っちゃったから、また明日来てくれる?」
え、、、、
私GPで緊急って言われてここ来たよね?
しかも専門の人がいないって、数時間待ってたけどいつからだったの?
と、彼らの対応に怒りを通り越して、謎でしかありませんでした^^;
体温と血圧の測定のために病院で5〜6時間待ってお家に帰りました笑
そして翌日朝に病院に再度行き、専門医に診察や検査をしてもらった結果、
即手術だったのです!
すぐ緊急室に入れられて、そこで手術まで待機だったので電波もなく、
親とも連絡を取れず、何の心の準備もできないまま手術を受けました。
即手術しないといけない状態(痛みなどの自覚症状はほとんどない)だったのに、
昨夜は病院から返されたという何とも恐ろしい体験でした笑
医療費について
オーストラリア国民はMedicare(メディケア)という日本でいう国民健康保険のようなものを持っているので診察や検査が無料です(←たまに無料でない診療所もある)。
もし持っていない場合、医療費は高額、さらにオーストラリアの救急車は有料でこちらも目玉が飛び出るような価格です^^;
そのためワーホリや留学で来られる方はもちろん、
短期ご旅行の方もオーストラリアに来られる際は海外保険に入られることを強くお勧めいたします!
私自身もワーホリ時に念のため加入しましたが、
環境が変わったため風邪をひいたり、皮膚炎になったりで何回もお医者さんに行っていたので加入して良かったです。
保険に入っていると、症状がでたときにすぐ気軽に診てもらえるので安心です(^○^)
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